【助産院と病院出産の違いは?】助産院での体験レポ
こんにちは。
料理研究家/クレイセラピスト 四十万つばさです。
わたしは、5人とも出産の仕方が違います。
5人中の2人目、長女が、12歳の誕生日を迎えました。
長女を産んだ当時は、ブログを書いていなかったので、12年前を振り返って「助産院でのお産ブロブ」について書いていこうと思います。
このブログでは、
☑助産院での出産に興味がある
☑助産院での流れを知りたい
☑助産院での出産メリット
☑助産院での食事の内容
☑助産院での出産が怖い
これらを1度でも感じたことがある方にとって
お役立ていただけるブロブとなっています。
そもそも、助産院(助産所)で出産とは?
まず、助産院(助産所)は、病院とは全然違います。
大きな違いは、「医師」がいないこと。だから、医療行為(会陰切開や帝王切開)ができません。そして、日本は受験資格が女性のみとされているので、女性の助産師さんしかいません。
助産院は、助産師さんがお産の補助、妊産婦や新生児に保健指導をしてくれる場所です。
助産師(じょさんし、英語: midwife)は、助産行為の専門職であり、妊娠、出産、産後ケア、女性の性保健(婦人科検査、家族計画、更年期ケア)、新生児ケアなどを分野とする[3]。かつて腰抱き、産婆、助産婦などと呼称された職業の発展形[4]。
アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアなどでは男性の助産師も存在している。日本では助産師国家試験の受験資格が女性のみとなるため、助産師は女性しかいない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
病院と助産院(助産所)の違い
| 病院の場合
①予約しても、待ち時間がある
②定期健診だと医師が固定されない(場合がある)
③男性医師になるか、女医さんになるかは選ぶ病院次第
④病院によって、立ち合い出産ができる/できないがある
⑤出産スタイルやバースプランの希望が出せない
| 助産院(助産所)の場合
①一人一枠なので、待ち時間ゼロ
②健診時に、他の妊婦さんと合うことが、ほぼゼロ
③機械的でなく、ひとりひとりに寄り添ってくれる
④夫、上の子の立ち合い出産OK
⑤自分が心地よい態勢で出産できる
途中で異常になった場合は、提携医へ搬送されます。
(ちなみに、わたしは、5人目がまさに、緊急搬送されました!)
助産院(助産所)でケアしてもらえること
実際、助産院(助産所)でしてもらえることって、未経験者には未知ですよね。
妊婦健診
助産院(助産所)では、妊娠中の定期健診をしてくれます。
妊娠初期、中期、後期には、それぞれ提携医療機関や嘱託医のところへ定期健診に行きます。
例えば、子宮頸がん健診、超音波検査など、助産院(助産所)ではできない部分を補ってくれます。
出産のお手伝い
病院、助産院(助産所)それぞれで、決められた回数の妊婦健診を受けて、妊娠経過に異常がなければ助産院(助産所)で出産が出来ます。
万が一の異常事態に備えて、助産院には、必ず提携先の医療機関や嘱託医と連携しているので、安心です。
生活指導
妊娠中の食事や生活リズムを整える暮らし方、服装のことなど、様々な角度から指導してもらえます。
また、産後のケア、おっぱいケア、新生児のケアもしてもらえます。
助産院(助産所)によっては、ママヨガやママのお話し会などを開催しているところもありますね。
助産院(助産所)でケアしてもらえないこと
分娩台での出産
助産院で、分娩台があるところは、ほとんどないと思います。
では、どこで出産するかというと、和室のところが多いのではないでしょうか。
医療行為
助産師さんは、産婦人科の医師のように帝王切開、会陰切開、陣痛促進剤の投与などの医療行為ができません。
緊急帝王切開、吸引分娩など、お産中に異常が起きたら、嘱託医、提携医療機関に搬送されます。
帝王切開経験者
前に、帝王切開での出産していると、助産院では出産できません。
逆子出産、多胎児出産
双子、三つ子などは、ハイリスク妊婦と分類されるようです。そのため、助産院(助産所)では出産できません。また、34~36週までに、逆子だと助産院での出産は出来なようです。
婦人科疾患、合併症の妊婦さん
子宮筋腫、子宮がんなどのお病気や、妊娠中毒症、糖尿病などがある方は、助産院(助産所)での出産はできないようです。
実際に、わたしの母はまさにこれで、妊娠中毒症だったので、中期からずっと入院して病院で出産しています。
助産院(助産所)での陣痛から出産まで
臨月~陣痛
予定日近くなると、病院出産と同じで、助産院に通う頻度は増えます。
陣痛~出産
わたしの場合は、1人目の長男の時5時間のスピード出産だったので、
「10分間隔になる前に連絡くれないと、トイレで生み落としたりしちゃうから!」と言われていました。
でも、10代からヨガをしていて、痛みを逃すことが上手でした。
そのため、痛いなぁと思いつつ、夜明けごろ感覚を計ったら「5分間隔」になっていたという記憶がします。
急いで夫を起こし、当時2歳の息子を起こして、自家用車で助産院(助産所)に向かいました。助産院についたら、痛みに波が遠のいているうちに「トイレ」へ行きました。
助産師さんに言われ、トイレに行かせてもらえませんでした!!!で、結果、膀胱に尿が溜まり過ぎて、赤ちゃんが降りてこなかったため、尿管にくだをさされました。痛かったな…
和室にお布団がひいてあり、そこで横になり、
開いてきている会陰がさらに広がりやすいように、温かいアロマオイルでマッサージしてくれました。
そして、助産院(助産所)に到着して1時間半あまりで、するっと長女が誕生しました。
助産院(助産所)での産後から退院まで
わたしは、出産後かなりの脱力感で、ひたすら寝て、授乳させて、寝て、授乳させて、オムツ替えて…の繰り返し。
出産は、フルマラソンを走った後と、同じ体感だと言われていますよね。
わたしは、長女を妊娠当時、埼玉県戸田市に住んでいました。
たまたま、戸田市には、助産院が1つありました。その名前は、助産院未来。
未来の特徴は、
☑先生・助産師さんが優しい
☑アットホーム
☑産後のごはんが、美味しい
☑母乳ケアもしてもらえる
☑ライフスタイルの見直しの仕方を、丁寧に教えてもらえる
☑妊娠中、授乳中におすすめの食材や食べ方を教えてもらえる
妊娠中に、助産師さんの教えを実践して、身体が大きく変わったのも、とてもいい経験でした。
まとめ
娘の12歳の誕生日を迎えて
助産院(助産所)と病院の違いや、メリットデメリットに触れてみました。
わたしは、1人目の長男の時に病院で出産し、
病院での出産に違和感を感じて、「次の子は、違う出産方法で産みたい」と思いました。
結果、2人目は医者がいない=医療行為の入らない、真逆の助産院での出産を選びました。
病院と、助産院は圧倒的な差!
これから出産を控えてる方、まだまだ先のことだけど…という方にも、
病院だけが選択肢ではない、ということを知ってもらえたら嬉しいです。
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