ゆで卵の作り方。冷蔵庫から出して水から?お湯から?
こんにちは。
ゆで卵を作るとき、水からなのか、お湯からなのか、ふと疑問に思ったことはありませんか?また、水からお湯から、どのくらい時間をかけると、理想のゆで卵が出来るのか、半熟卵や固ゆでは何分くらいがいいのかも、知れたらいいですよね。
さらに、卵は、冷蔵庫から出してすぐ使うのか、常温に戻してから使うのかも、小学校の家庭科の授業だけでは、記憶が曖昧ですよね。
そして、茹でたあと、ゆで卵が”うまくむけない”ことがあって、面倒くさいときがあります。実は、茹でる前に、卵にひと手間加えると、うまくむけるようになるのです!
卵は、冷蔵庫から出したて?常温にもどす?
まず前提として、ゆで卵は冷蔵庫から出してたがいいか、常温がいいか、どちらが正解かといいますと、どちらも正解です。強いて言うならば、白身と黄身の固まる温度に差があるため、冷蔵庫からだした直後にやる方が、卵の温度が変化してない分良さそうでした。(わたしの実験結果談)
常温に戻してからだと、春夏秋冬の室温の変化、お住まいの住環境により、ご紹介する写真のようには仕上がらないかもしれません。
ゆで卵の作り方
材料
◆卵(Mサイズ)
◆水
※今回は、卵は、冷蔵庫から出した直後のものを使用しています。
※ビタクラフトニューヨーク片手なべ1.9Lで作りました。
水から作るゆで卵の作り方
①鍋に、卵全体が浸かる量の水をいれる。
②冷蔵庫から出した直後の卵を、①に入れる。
③水から沸騰するまで待って、沸騰してから時間を計る。
④ゆで卵の固さが、お好みの固さの時間になったら、火を止める。
⑤ボウルに水を張り、ゆで卵をすぐに入れて、ボウルの脇に当て殻を割る。
ゆで卵に穴を開けて、殻むきを簡単にする方法
ゆで卵の殻がうまくむけないと感じる方に、オススメの方法3種です。
★冷水に浸す(一番手軽!)
最も簡単に、出来る方法です。
茹でた後に、冷水にすぐ入れることで、
✓熱湯から冷水へ、急激な温度変化により、むきやすくなる
✓ボウルなどに当てて、ヒビをいれると割れ目から水が入り、むきやすくなる
茹でる前に、殻に穴をあける
茹でる前に、軽くヒビを入れる
ゆで卵作り。水から沸騰させた比較7選
好みの固さのゆで卵を作るのに、水から1分半、3分、5分、7分、9分、12分、15分に分けて、実験してみました。
1分半
水から、沸騰させて1分半経ったときの、黄身の状態です。白身は固まっていますが、黄身は、全体的にトロっとしています。
3分
水から、沸騰させて3分経ったときの、黄身の状態です。1分半よりも、少し固めになっていますが、黄身の色は1分半の時と同じで、トロっとしている印象です。
5分
水から、沸騰させて5分経ったときの、黄身の状態です。黄身の色が変わりましたね。黄身の外側は、薄い黄色に固めの黄身になり、真ん中は、まだ柔らかい状態でした。
7分
水から、沸騰させて7分経ったときの、黄身の状態です。5分の黄身の状態に比べると、真ん中までしっかり火が通って、ゆで卵といえばこの見た目!という状態になりました。
9分
水から、沸騰させて9分経ったときの、黄身の状態です。7分と比べても、色が変わりましたね。このまま食べたら、むせそうな見た目です。わたしは、固ゆでのゆで卵が苦手なので、9分のゆで卵はちょっと加熱しすぎて好きではありません。
12分
水から、沸騰させて12分経ったときの、黄身の状態です。9分と見た目の違いは、ほとんどありませんね。
白身をつまむと、黄身がすぐ割れます。黄身がパサパサしてて、トロり好きのわたしは見た目だけで、口の中の水分が飛んでいきそうです。
15分
水から、沸騰させて15分経ったときの、黄身の状態です。9分~15分は、ほとんど変化がありませんね。
食中毒の予防のためにも、卵のサルモネラ菌のことを考えると、離乳食を作る際や、まだお子さまが小さい場合は、しっかりと加熱したほうがいいですね。
ゆで卵作り。沸騰してから入れた比較7選
好みの固さのゆで卵を作るのには、お湯から卵を入れた場合、どんな変化があるでしょうか。1分半、3分、5分、7分、9分、12分、15分に分けて、実験してみました。
1分半
沸騰させてから卵をいれて1分半経ったときの、黄身の状態です。ゆで卵には、程遠い状態です。白身が少し固まって、黄身はぐちゃぐちゃに。もちろんわたしは、殻をむくのにとても苦労しました。
3分
水から沸騰させて3分経ったときの、黄身の状態です。白身は半分ほど固まっていました。黄身は、まだ生卵な状態です。まだまだ、ゆで卵というには、遠いですね。
5分
水から沸騰させて5分経ったときの、黄身の状態です。白身は、しっかりと固まっていました。黄身は、見ての通りトロトロです。1分半、3分に比べたら、殻はむきやすかったですが、包丁で切るの時は、黄身が出てきてしまいました。
7分
水から沸騰させて7分経ったときの、黄身の状態です。白身は、しっかり固まっていました。黄身は、5分のときほど、トロトロという感じではありませんでした。半熟卵がお好きな方は、7分で火を止めて大丈夫そうです。わたしも、これくらいが好きなので、沸騰してからゆで卵を作る場合は、7分で火を止めています。
9分
水から沸騰させて9分経ったときの、黄身の状態です。黄身がだいぶ固まって、真ん中がまだ柔らかい状態ですね。半熟卵は苦手だけど、固ゆでのゆで卵もキライという方は、9分がオススメです!
12分
水から沸騰させて12分経ったときの、黄身の状態です。黄身が全体的に火が通っています。やや固ゆでになっています。
15分
水から沸騰させて15分経ったときの、黄身の状態です。白身も、黄身も、しっかりと火が通っています。これぞ、固ゆでのゆで卵!という堂々とした見た目ですね。わたしは、1歳の子どもがいるので、固ゆでは嫌いなのですが、仕方なくこれくらいの固ゆでのゆで卵を作ることが多いです。
半熟卵、固ゆで卵 水から、お湯からの比較
水から沸騰させ半熟卵を作った場合
水から1分半だと、半熟卵になりますね。
お湯から半熟卵を作った場合
お湯から5分だと、半熟卵に近くなります。
お湯から7分だと、やや固めの半熟卵ですね。
水から沸騰させ固ゆで卵を作った場合
水からゆで卵を作って9分経つと、固ゆでになります。
お湯から固ゆで卵を作った場合
お湯からゆで卵を作っ15分経つと、固ゆでになります。
ゆで卵 水から、お湯からのまとめ
上記の写真は、上が水から、下が沸騰したお湯からの比較です。同じ時間でも、水からとお湯からで、卵の固さに違いがあるのがわかりますね。
わたしは、固ゆでが苦手、半熟卵よりが好きなので、水からの場合は、5分がベストで、お湯からは、7分あたりが好きです。
余談ですが、わたしがアメリカやオーストリアに留学していたときのこと。
スクランブルエッグを朝食に作ったとき、半熟くらいで出したら、ホストファミリーに驚かれました。サルモネラ菌があるので、海外ではしっかり火を通すことが当たり前なんですよね。
とはいえ、わたしも子どもたちが赤ちゃん時代は、離乳食のときにしっかり火を通すのが基本ですね。そして、赤ちゃん時代を経て現在も、半熟が好きな子、固ゆでが好きな子で分かれます。
このブログが、どなたかの役に立ちますように。
ぜひ、他の記事もお役立てください。
★メルマガのご登録はこちら↓
★四十万つばさのこだわり、セレクトショップはこちら↓
★【音声配信、毎日更新中!】
料理のコツ、子育て、パートナーシップ日々のこと↓
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。