冷え性におすすめのレシピ3選
こんにちは。料理研究家/クレイセラピスト 四十万つばさです。
12月中旬、暦の上では、冬も中ごろに差し掛かります。
二十四節気でいうと「大雪」
大雪(たいせつ)とは?
大雪(たいせつ)とは、本格的に冬が到来するころです。
山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。
動植物は、冬眠に入る時期でもあります。
新しい年の準備をはじめる「正月事始め」も、この時期から行われます。
寒さが身に染みるようになってきている中、
●お腹が冷える
●腰回りが冷える
●肩こりがひどい
●下半身の冷えが強い
●むくみやすい
●疲れやすい
これらに当てはまる方は、いませんか?
女性が感じている不調TOP5
女性が日常生活で感じている不調は、様々あります。
■女性が日常的に感じている不調TOP5
冷え症、疲れやすい、便秘、肩痛/腹痛、寝つきが悪い/眠りが浅い
■年齢別不調TOP3
【20代】▶冷え症、便秘、疲れやすい
【30代】▶冷え症、便秘、疲れやすい
【40代】▶冷え症、疲れやすい、イライラしやすい
【50代以降】▶冷え症、疲れやすい、肩痛、腹痛
★どの年代でも、「冷え性、便秘、疲れやすい」があることに注目!
○○の理由で、冬は冷えを感じやすい
人間の身体は、一定の温度を保つために、
環境の変化に応じて体温調整をしています。
冷え症の人は様々な原因で、
体温調節がうまく働いていないのです。
その原因を大きく分けて、3つ紹介します。
①血がドロドロで流れが悪い
指先やかかとが乾燥して、
手足が冷えるタイプです。
ストレスや運動不足により、
血行不良から、冷えにつながっています。
②胃腸機能が低下してむくみが起こる
下半身は冷えているのに、
上半身は熱く感じるタイプです。
③自律神経のバランスの乱れ
ストレスの影響で、自律神経の不調が起こります。
心と体の状態を活発にする交感神経が、
いつも先行していると、
心と体を休ませる副交感神経の働きが弱くなります。
そのため、
体温調整や、血液の流れを循環する働きが低下します。
身体温めのオススメ食材
冷え3種類それぞれのタイプによって、
必要な食材が変わってきます。
おさらいすると、
【冷えのタイプ】は、大きく分けて3つでしたね。
①血がドロドロで流れが悪い
②胃腸機能が低下してむくみが起こる
③自律神経のバランスの乱れ
①血がドロドロで流れが悪いタイプ
▶身体を温めて、新陳代謝を高める食材を。
例えば、
ショウガ、トウガラシ、ニラ、サンショウ、ニンニク、タマネギ
②胃腸機能が低下して、むくみが起こる
▶熱を冷まして、気分を鎮める
熱によるのぼせを良くして、潤いを促す素材を。
例えば、
カキ、アサリなどの貝類。
豆腐や豆乳、大根、白菜、かぶ、山芋、はちみつ
③自律神経のバランスの乱れ
▶生きていくのに必要なエネルギー&血液の流れを楽にする
例えば、
グレープフルーツやみかんなどの、柑橘類。
セロリ、シソ、パクチーなどの香りのあるもの
「冷え症」と一言で言っても、
タイプによっておススメ食材が変わってきます。
ご自身の体調に合わせて、選んでいくといいですね。
オススメの食材使ったレシピ3選
①血がドロドロで流れが悪いタイプ
▶身体を温めて、新陳代謝を高める食材を。
【ひき肉とはるさめのレモン風味】
《材料 2人分》
きくらげ 1パック
えのきだけ 1/2袋
こまつな 1/2束
にんじん 1/2本
たまねぎ 1/2個
はるさめ 30g
ひき肉 50g
にんにく 1片分
植物油 大さじ2
レモン汁 1/2個分
白だし 大さじ1.5
《作り方》
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- きくらげ、えのきだけ、こまつなは、食べやすい大きさに切る。にんじんはせん切りに、たまねぎは薄めに切る。にんにくは、みじん切り。はるさめは茹でて戻し、食べやすい長さに切る。
- フライパンに、植物油とにんにくを入れ、香りが立ってきたらひき肉を加える。
- ひき肉に火が通ったら①を入れて炒める。
- ③の野菜がしんなりしたら、レモン汁、白だしを全体にまんべんなく回し入れてできあがり。
※ひき肉がなければ、バラ肉などでも代用可能です。お好みでレモンの量は調整してくださいね。
②胃腸機能が低下して、むくみが起こる
▶熱を冷まして、気分を鎮める
【かぶ&カリフラワーのスープ】
《材料 4人分》
かぶ 250g
カリフラワー 1株
たまねぎ 1個
パセリ 適量
豆乳 1ℓ
植物油 大さじ3
固形コンソメ 1個
塩麴 大さじ1
《作り方》
-
- カリフラワーは小房に切り分ける。玉ねぎは、みじん切りする。かぶは、くし切りにする。
- 鍋にカリフラワーとかぶとたまねぎを入れ、ひたひたに水(分量外)を加えて中火にかける。柔らかくなったら、固形コンソメを加えて弱火にし、更に10分ほど煮る。
- ②のコンソメが溶けたら火を止めて、あら熱をとる。ハンドミキサーで滑らかにし、豆乳と塩麴を加える。好みの滑らかさになるように、水(分量外)で調整する。
- ③を鍋に戻し、沸騰しないように豆乳に火を通す。器に盛り付けて、完成です。
③自律神経のバランスの乱れ
▶生きていくのに必要なエネルギー&血液の流れを楽にする
【柑橘類のさっぱりサラダ】
《材料 2人分》
みかん、グレープフルーツ(お好みの柑橘類) 400g
ごぼう 1/2本
ブロッコリー 5房
オリーブオイル 大さじ2
みかんジュース 大さじ2
塩、こしょう 各適量
《作り方》
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- 柑橘類はむいてから1房ずつに分け、薄皮をむいて半分に切る。ごぼうは斜め切りにする。ブロッコリーは1房ずつに切る。
- 鍋に湯(分量外)を沸かし、ブロッコリー、ごぼうの順に茹でる。
- ボウルに、オリーブオイル、みかんジュースを入れ、混ぜる。
- ③に②と柑橘類を加え、軽く混ぜ合わせて和え、彩りよく器に盛りつける。
※みかんジュースがなければ、オレンジジュースでも代用可能です。その場合は、少々甘みにかけるので、小さじ2のメープルシロップを加えて下さい。
冷え症におすすめのアイテムーライフスタイル編ー
食事を作れない、作る時間がない方には、
ライフスタイルを見直すことがおススメです。
【ライフスタイルを見直すポイント】
・身体を冷やす環境を見直す
・外食や買い物に行くときには、レッグウォーマーをはく
・下半身を動かす
・下半身を冷やさない
・クレイ(泥)を使って、足浴をする
・下半身をマッサージする
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まとめ
年末年始にかけて、本格的に寒さが加速します。
寒いながらも、日々元気に過ごすためにも、
健康的な身体と心の良いコンデションを作りたいものです。
その日の気分や体調は、
その時の健康度・心のコンデションに案外左右されるものです。
体調管理には、今回お伝えした「生姜の効能」知って、
セルフケアをするということが、とても役立ちます。
ぜひ、他のブログの情報もお役立てください^^
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