【風邪対策】咳と鼻水と呼吸器系のセルフケア

周りで、かぜっぴきが増えてませんか?溶連菌、インフルエンザ、ノロウイルス・・・
この時期から、毎日耳にすると言っていいくらいに、風邪さんがはやります。
風邪引いてる真っ最中の時にはしんどいけど、わたしの場合は大病する前に休め!の身体からのサインだと思い養生します。
ちょっとの鼻水→病院へGO!
ちょっとの咳→病院へGO!
ちょっとの発熱→病院へGO!が当たり前の時代ですよね(乳児医療証明があるから、タダだから余計に)
そりゃ、お勉強たくさんしてきているお医者さまにゆだねるもの悪くないと思います。
でもさ、実は
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少し休めば楽になったりすることあるんだよ。
お家でセルフケアもできるんだよ!
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と声を大にして言いたい。子育て中なら、なおさらですーーー!
病院待つ時間長いし、その間にも病人だらけで気持がどんよりするし笑
それ見てる親も、かかりそうな気持ちになってしまうし。病院内の循環がとっても悪くて、そのうえ喚起がされてない・・・。
暖房ガンガンついてる・・・。なんて悪循環な環境!(って病院やお医者様というプロを否定しているわけではないですよ、それで助かる命が沢山ある。生かされている命だって沢山あるのですから)
少しでも、お家でできるセルフケア知っておくと、多少の風邪くらいなら恐くないです。今から、少しずつ実践して本格的な冬を迎える前に、身体を整えておきたいですね。
Contents
呼吸器系のお手当のイロイロ
まず咳と鼻水の違いから。咳も鼻水も2種類あります。
~咳~
・急性の咳(~3週間)
風邪、急性肺炎、気管支喘息など
・慢性の咳(8週間、2か月以上)
咳喘息、副鼻腔気管支症候群など
~鼻水~
・さらさら水っぽい
アレルギー性鼻炎(花粉、ハウスダストなど)
風邪の症状
・ねばねば、黄色っぽい
風邪進行中、蓄膿症(副鼻腔炎)
【咳・鼻水に対応できる
内側から&外側からのセルフケアをご紹介】
外から出来るケア!生姜湿布/
蓮根を使ったお茶3種類のつくり方&飲み方
1、外から出来るポカポカセルフケア・生姜湿布の方法
【生姜の4つの効能】
1、お料理では、薬味や香りづけに、とても優秀な存在!動物性たんぱく質と共にとると、消化を助けてくれます。
2、特有の3つの辛味成分:ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン
ショウガオールには、殺菌作用があります。
生姜の香り成分であるシネオールには、食欲増進、疲労回復や夏バテ解消に役立ち、解毒、消炎作用もあります。
3、生姜を用いることで、血管が広がり、参加してよどんでいる血液がスムーズに流れだすので、患部の腫れや、痛み、筋肉、関節の炎症に働きかけます。
4、風邪のウイルスを殺す作用もあります。(喉がいいたい時、風邪かな?と思う時などに、生姜をすりおろして飲む方も多いはず!)
生姜湿布の方法(冷え、咳、腰痛、肩こり、腫瘍、胃潰瘍、肺炎、神経痛など)
〈材料 1回分〉
生姜ひとかけ(150g~300g・新生姜はNG)
水 4リットル
ガーゼ(20㎝×20㎝位)
大鍋
フェイスタオル2,3枚
すりおろし器
温度計(必要に応じて)
菜箸
〈やり方〉
①大鍋に水を沸騰させる。とろ火で熱し続け70~75℃くらいに冷ます。
②生姜を皮ごとすりおろし、ガーゼで包む。↓
③1の大鍋に、生姜を包んだガーゼを入れる。3分間くらい沸々と煮だす。
(目安は、水の色が黄色くなってくるまで)
④お湯にハンドタオルを浸して、タオルをグルグル菜箸で絞ります。(熱々なので要注意!)
⑤我慢できる程度まで、振って冷ましたら患部に当てて温湿布する。
保温用に乾いたタオルを、その上から乗せておく。
⑥タオルがぬるく感じられる前に、他のタオルを同様に絞って取り替え、患部が赤くなり(血行が良くなるまで)15-20分ほど続ける。
【注意事項】
※鍋の中の生姜湯が冷めてきたら、再度温められます。その際、沸騰すると酵素が死んでしまうので、80度以上にならないように気を付けること。
※生姜湿布をする前後1時間は、入浴するとヒリヒリするので注意する。
※生姜汁で皮膚への刺激が強い人は、薄めて慎重にやること。顔にやる際は、腕のやわらかい皮膚などで試してみて、赤くなったらやらない。
※生姜の刺激が強いと、皮膚が赤くなったり、かぶれたりする人がいるので、かぶれない程度まで薄める。(乳児幼児は要注意)
2、蓮根を使ったお茶3種類で内側から咳・呼吸器を改善できるセルフケアの方法
【蓮根の栄養素と効能】
1、主な栄養素はでんぷん質(糖質)です。
2、食物繊維、ビタミンCが豊富(ビタミンCは熱に弱いけど、でんぷんが多いので加熱しても相当量のビタミンCが残ります。
→腸を整出てのどの渇きを止め、造血効果が高い食材!
3、ポリフェノールの一種タンニンが含まれている。
れんこんの切り口の変色が早いのは、タンニンのせいです。タンニンは、消炎、止血作用があり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の症状を改善し、血圧の調整もしてくれます。鼻血や咳、喘息の発作止めなどにも◎
4、蓮根の節は、とっても咳や気管支炎によく効くもの。
蓮根を使ったお茶3種類(1、蓮根湯 2、蓮根汁 3、乾燥蓮根湯)
1、蓮根湯:材料 1回分(咳・たん・のどの痛み・気管支炎・ぜんそくなどに)
れんこんおろし汁(とくに節部分) 大さじ3
生姜汁 2,3滴
自然塩 少々
水 大さじ6~9
〈作り方と飲み方〉
①蓮根を皮ごとすりおろします。
↑お子さまに蓮根を擦り擦りしてもらって、一緒に出来ること増やすのもおススメです。
②すりおろした蓮根をガーゼに入れて、絞り出します。
③さっと温めて飲む場合(生姜汁、塩をいれる)。沸騰直前に火からおろします。
2、蓮根汁:材料 1回分(激しい咳・呼吸器系の症状に)
れんこんおろし汁(とくに節部分) 大さじ3
生姜汁 小さじ1
自然塩 微量
〈作り方と飲み方〉
①蓮根と生姜はそれぞれ、皮ごとすりおろします。
②すりおろした蓮根と生姜をガーゼに入れて、絞り出します。
③小さめの容器に移してから、箸の先にちょんとつくくらいの自然塩を加えて、くるくる混ぜて飲みます。
3、乾燥蓮根湯:材料 1人分(長引く咳・気管支炎などに)
大根 20g
れんこんの節を乾燥させて部分 1,2枚
干し椎茸 1個
生姜汁 2,3滴
醤油 大さじ1~(お好み。年齢に合わせて)
水 200㎖
〈作り方と飲み方〉
①節のついてる蓮根を購入しておく。節だけ、スライスして乾燥させる。(カラカラになるまでが目安・保存がきく)
②大根を千切りにして鍋に入れ、乾燥蓮根、干し椎茸も同時に入れて、沸騰直前まで沸々させる。生姜はすりおろしておく。
③干し椎茸の色が出て、乾燥蓮根節が大きくなったら火を止める。醤油、生姜汁を加えて、熱々のうちに飲み干す。
【関連記事】
▷蓮根×蓮根の節×大根=胃腸と呼吸器を整える薬膳スープ
以上のように、3種類蓮根の使い方を知っておくと、これから来る寒い冬に備えられると思います。
風邪引いてから、あたふたするのではなく、元気な時に予行練習してみてくださいね。
1度やっておくと、本当に必要な時に慌てない。
何より「すぐ病院行かなきゃ!」と思わず
「あ、病院も行くけど診断次第で、しばらくセルフケアで乗り切ってみるのもあり?」と、少し気楽に構えられるかもしれません。
※みんな捨てがちな「蓮根の節」これが、実はとっても咳や気管支炎によく効くものなのです。
蓮根が出回らない時期のために、旬の間に切って盆ざるなどに2日ほど置けば(切ったらザルなどにのせて放置でOK)、カラカラに乾いてくれます。保存もきくので蓮根がない時期でも、咳も気管支炎ゲホゲホも怖くないですよ^^
旬の時期には、ぜひここも細かく刻むか、フードサービスなどで細かくしてお召し上がりくださいね。
・お味噌汁(すりおろして入れると、トロトロスープになって美味しい)
・ハンバーグ
・きんぴら
なんでも、入れてみて、身体の反応楽しんでみてください。
【節付きの蓮根が手に入らない時は?】こちらをご参考にしてみてくださいね。
美味しい蓮根の選び方
1、穴の黒ずんでいないもの、乾燥していないもの
レンコンはきれいな丸みを帯びた形で、なるべく真っ直ぐなものを。ふっくらしていて太いものが甘くて美味しいです。
カットして売ってあるものも多いです。断面を見て穴の黒ずんでいないもの、乾燥していないものを選んでくださいね。
※蓮根の水煮は、漂白され白くなっているものも多く出回っています。加工してあるものなら、国産のものをおススメします。(炊き込みご飯の素やそういった類)
2、空気に触れないように冷蔵庫で保存
両側に節があり、穴に空気が触れない状態であれば、新聞紙を濡らしてビニール袋に入れて保管してください。
カット売りものは、穴に空気が触れ劣化が進むため、ラップでしっかり包んで保管すると良いです♪
これから、ぐんぐん美味しくなっていく蓮根を、普段からも沢山取り入れ、いざと言う時にはセルフケアとしてお薬代わりに是非活用させてみてください^^
【関連記事】
▷蓮根の上手な使い方part1
▷蓮根の上手な使い方part2
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