いじめに発展する前にできる心がけ

もし、もしも、わが子がいじめられてるかも?
と思ったら、あなたならどうしますか?
そもそも、こどもがいじめられてることを発信してくれなきゃ
通り過ぎちゃうことが多いのかな。
(現担任曰く、いじめてる方はいじめてると思っていなくても、
いじられてる方が、いじめと思ったらそれはいじめである。
集団生活において、いじめがない学校は存在しない。
だから、いじめは起こっているものとして、子どもたちと密に接していきたいと。)
わたしは過去に”いじめられていた”経験があってーでも、
親には話せなかった。というより、話しちゃいけないと思った。
母に話しちゃ動揺するだろうとか、悲しむじゃないかとか、
そんな気持ちが先行して、当時は全然話すことなんてしなかった。
で、です。
こどもが大きくなるにつれて、当時のわたしと重ねることも多くなったある時
「わたしがいじめられていた年齢に達したとき、
彼らがわたしと、同じような経験をしたらどうしようか。」
そんなことが、ちらちら脳裏をよぎることが増えた時期が出現…
万が一、そんな場面に遭遇したら
わたしは、フォローをしてあげられるだろうか。
こどもたちは、サインを出してくれるだろうか。と。
そんな遠い未来を心配しても仕方ないのに、ね。
悶々と遠い未来を心配していた、当時のわたしが出した答えは、
「こどもが、日常会話レベルでサラッと言える関係と環境を作っておこう」です。
これは、ほんと当たり前のようだけど、実は意識してなければ日常生活で
抜け落ちるところだと、わたしは感じてます。
小学生になると、ガクッとこどもとの時間が減り、お友達関係も見えにくくなり
さらに親なんて全然わからなくなってくるからこそ、決して「楽」になったのではなく
見えないことが増えてくる=こどもたちからの情報が大事
ちょっとしたこどもの会話、こどもが聞いてくる質問、
お友達と違う考え方だがどうしたらいいかなどなど
誰しもが日常に追われて忙しいけど、その毎日のたわいない会話に
”必ず手を止めて、耳を傾ける”(=聞いてもらえる安心感が生まれる)
”話し終わるまで、聞き続ける”
(=話を聞きながら、聞いてほしいだけなのか、アドバイスが欲しいのかを見極める)
これは、大きくなったからしかできないかというと、それは違って
赤ちゃんの時からの積み重ねかな。
どこからがいじめ?
いじめの線引きが難しいけど、冒頭でも書いたように
「いじめてる方はいじめてると思っていなくても、
いじられてる方が、いじめと思ったらそれはいじめである。」
だとしたら、個人差がありすぎると思うのですが、
大事なのは、こどものサインと異変に気付くこと。
「いじめまではいかないけど、可能性があるかも?」
「これは、エスカレートするかも?」
そう、親が覚悟しておくこと。そして、動揺しないこと。
とにかく経過を見守る。
わが子を信じる精神を親もつけていく。
「本当に何かあったときは、お父さんもお母さん全力であなたを守るし、
相手に、伝えられる言葉も力も持ってるからね」
そう子どもたちには、しっかり伝えるようにしています。
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